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明日、江南市にて工事中の土葺き屋根葺き替え工事が完了します。
7月中旬の台風と猛暑により、工事に遅れが生じていました・・・。
大変ご迷惑おかけしました。
この写真は蔵部のみですが、今回は新たな工法にて葺き替え工事を行っています。
下葺き材に凹凸を持たせ、万が一雨水が瓦の内部へ侵入した場合でも、下葺き材の谷部を流れる仕組みとなっています。
また、桟瓦を固定する釘が下葺き材を貫通しない設計となっており、しっかり下葺き材での防水性を確保しています。
~ロック式縦桟瓦工法~
通常の引掛け桟葺き工法に比べアップデートな防災機能。
縦桟を取り付け瓦をガッチリと組み込ませることで、葺きあがりが正確で美しくガタつきがない為、地震や積雪によるズレや強風による飛散を防ぎます。
縦桟に瓦の固定爪がしっかりと組み合う事で、瓦のガタつきを防ぎます
棟部に関しても耐震工法を用いて積み上げる事により、耐震性に優れた葺き替え工事を行っております。
晴天に恵まれ、順調に葺き替え工事が進んでいます。
瓦の葺き替えと共に破風板と木壁の塗装を行う為、洗いを行いました。
洗い前
洗い後
瓦撤去中の棟部断面
従来はこのように、屋根土を用いてのし瓦を積み上げていく事が一般的でした。
見て頂いてわかるように、土が風化しておりこのような状態では大きな地震が来た際には崩れやすいのでは無いかと思います。屋根土がダメという事では無く、屋根土の購入先によって質が異なる為、屋根土を使用する際には良質な屋根土を選定する事によって棟の強度や耐久性に違いが出てきます。
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