犬山市内にて瓦屋根の補修工事を行っています。
今回、瓦の補修をしていない同じ敷地内にある建物。築６３年のいぶし瓦で葺かれている離れです。

数か所、銅線の断裂と棟下漆喰の剥がれなどありますが、大きな瓦のズレ・雨漏り等不具合がありません。
６３年間、何度も大きな台風が犬山にも来ていますが未だにノーメンテンナンスの瓦屋根です。
もちろん建物の立地条件やこの瓦を葺いた職人さんの技量にもよりますが、これだけ高耐久が実証されている屋根材は「瓦」しかないと思います！
日本の屋根には瓦。
間違いないです。

当時の瓦は、１枚１枚のねじれが大きく更には寸法も異なります。
その異なった瓦を葺き土を用いて、更に組み合わせて葺くことで瓦１枚１枚に隙間が出来ないよう組み合わせて葺き上げます。
そこに瓦職人さんの技量が表れるところで、屋根の寿命にも大きく影響していきます。

＜瓦屋根の補修・葺き替え工事は石井角弘商店へお任せください＞