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先日、取得してから5年毎に開催される瓦屋根工事技士の更新講習に行ってまいりました。

私は3回目の更新ということで取得してから15年経ちました。

「瓦屋根工事技士制度」は平成4年3月に創設されました。当時は、建築・構造様式の変化により、高層建築・大型建築・急傾斜屋根建築物等の施工が多く行われるようになり、それに伴い瓦施工面での技術・管理両面への対応の遅れが目立ち始めておりました。
さらに、瓦等重量屋根材の施工方法、地震・強風・積雪等による落下飛散等への防止対策等の教育はほとんど行われていない状態であり、建設業界においても瓦施工の知識を持っている技術者は少なく、瓦工事業者の経験に全面的に依存している状況でした。また、瓦工事業界においても既存の厚生労働大臣認可一級・二級かわら葺き技能士資格者だけでは、大型の工事において求められる管理能力に十分応えることが難しくなっておりました。
そこで業界として、高度の瓦工事の専門的知識と技能・技術を備えた工事管理者資格制度の創設を、国土交通省の強力な支援・指導のもと準備を進め、平成4年3月「瓦屋根工事技士制度」を創設致しました。
瓦屋根工事技士の資格試験に合格すると所定の手続きによって(一社)全日本瓦工事業連盟の「瓦屋根工事技士名簿」に登録され、(一社)全日本瓦工事業連盟理事長より資格者証が交付され、「瓦屋根工事技士」の称号を称することができます。資格者には、瓦屋根工事に関する知識及び技術の維持・向上を図り、建築工事の一端を担う瓦屋根工事において行政、建築設計士、ユーザー等に対し信頼性を高め、瓦工事業の社会的地位の確立に貢献します。
瓦屋根工事技士の資格取得者は昨年度までで、4.366名です。
*資料より抜粋
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