Tsuruya 鶴弥 「サマースノー」を紹介させて頂きます。
この製品には3つの特徴があります。
サマースノーは、太陽光エネルギーを反射する特殊な釉薬層で60%以上の太陽熱を反射します。
住宅に降り注ぐ太陽エネルギーを断熱するのではなく、太陽エネルギー自体を反射するので、熱がこもることがありません。
名古屋工業大学での研究「瓦の太陽熱吸収特性に関する研究」で、最高気温(百葉箱内気温40℃)での瓦表面温度74℃に対し、白色瓦(スノーホワイト)表面温度は53℃となり、21℃もの温度差を示す結果を得ました。
名古屋工業大学で測定した熱貫流率データから、住宅が屋根から取得する熱量の比率は黒色瓦で38%、白色瓦で25%を占めています。
そのため屋根の反射性能を改善すると省エネ効果が高く、サマースノーを使用するだけで、黒色瓦と比較して住宅の二階の冷房負荷は20%も低減される結果となりました。
サマースノーは従来のマット調の釉薬と比較し、高い親水性を示します。そのため、かわら表面が湿った状態での滑り低効率(BPN値)が低く、瓦表面に埃などの汚れが付いたとしても雨により流れ落ちやすい性質(セルフクリーニング機能)をもっています。セルフクリーニング機能により、長期にわたって汚れが付きにくいので、太陽光高反射性能を維持することができます。
サマースノーは、基材のの粘土と表面の釉薬を1.130℃の高温焼成することにより、釉薬がガラス質のコーティング層になり、その中の金属が酸化反応して発色して、非常に高い耐久性を持つセラミックス素材になります。そんため、高い反射性能を長期間維持することが出来ます。