これまた最近更新をサボっています・・・。
今週完成した新築屋根工事。

軒先部には一文字軒瓦を使用。
すっきり&高級感UP!

本宅には立派な鴟尾(しび)の据えられていました。
凄い!!
鴟尾(しび)とは→瓦葺屋根の大棟の両端につけられる飾りの一種である。訓読みではとびのおと読む。沓(くつ)に似ていることから沓形(くつがた)とも呼ばれる。
寺院・仏殿などによく用いられる。後漢以降、中国では大棟の両端を強く反り上げる建築様式が見られ、これが中国などの大陸で変化して3世紀から5世紀頃に鴟尾となったと考えられている。唐時代末には鴟尾は魚の形、鯱(海に住み、よく雨を降らすインドの空想の魚)の形等へと変化していった。瓦の伝来に伴い、飛鳥時代に大陸から日本へ伝えられたと見られている[1]。火除けのまじないにしたといわれている。材質は瓦、石、青銅など。
鳥取県伯耆町では同町で発見された石製鴟尾を町のシンボルとしている。
wikipediaより

平部施工完了。
一文字瓦のスッキリした葺きあがりが◎

棟部施工中。
耐震金具を使用し耐震力を強化した棟部を完成させます。
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只今、犬山市 屋根瓦葺き替え中です!
老朽化した和瓦から引掛け桟葺きで平板瓦へ葺き替えです。
屋根下地がかなり傷んでいたため大掛かりな下地補修をしました。
詳しくは後日UPします。
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11月23日の事でしたが、小学生高学年を対象とした日本の伝統職業を体験する事業を行いました。

職種は”瓦葺き” ”畳” ”石”の三種。瓦葺きは模擬屋根を使い実際の瓦を引掛け瓦葺きにて実際に瓦葺きをする。畳はミニチュア畳の制作。石は小さな石を自分の感性で積み上げて灯篭制作。
募集人数は30名でしたのでキャンセル待ちが出るほどの大盛況でした。
私はもちろん瓦葺きの講師を担当しました。

あらかじめ軒先と袖部は施工済み。


みんなには平場の25枚を葺いてもらいます。
本当にみんな真剣に葺いていました。

私もしっかり仕事してます。
みんなの感想は”職人てすごいね” ”瓦ってカッコいい!” など私にとっては嬉しい言葉ばかり◎


こちらはミニチュア畳制作。
正直作りたかったです・・・。


こちらは灯篭制作。
個性豊かな作品がいっぱいでした。
AM11:00~PM3:00でしたのであっという間でした。
みんなにもなかなか経験することの出来ないことを経験してもらってとてもいい機会だったと思います。
それと同時に私もみんなのおかげでとてもとてもいい経験をさせて頂きました。
またこのような機会があればやりたいと思います。
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